「昼食はテークアウトにしようかなロックアウトな街は鎧戸」
「小説はヘルペス、マルケス、オムニバス笑い飛ばして終わりにします」
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
「昼食はテークアウトにしようかなロックアウトな街は鎧戸」
「小説はヘルペス、マルケス、オムニバス笑い飛ばして終わりにします」
「雨の日は借りっぱなしの本を読もう引きっぱなしの布団の中で」
「リビングの冬の日差しは胴長で暖かいのにカーテンを引く」
「世の中がどんなに早く動いてもいつも変わらず愛はあるはず」
「こんな時何をやっても駄目な時遠い空から自分を笑おう」
「オレンジの月が昇った高速で別れたあの娘ふと思い出す」
「家に居る独り慎む毎日は明るさだけを頼りにしてこう」
「多摩川の野球グラウンド日曜日うららかな日は何も変わらず」
「コロナ禍で忘れてしまった優しさを海を見ながら思い出してる」
「太陽が低い角度で入って来る朝のリビングもうすぐ暮だ」
「太陽に一際赤く紅葉する色が消えれば年も開けるか」
「フルートを去年は練習してたけどピアノの影に今はひっそり」
「テレピンの匂いが好きだ昔から何か特別な世界に連れてく」
家の前に穴が開いた この辺じゃよくある事らしい
何だか落ち着かないので旅に出た
やたらと銃を持った兵隊がいる
際立った緊張感はないが、不安が走る
すると身体がふっと浮いて首の後ろ辺りに違和感を感じる
なんだと思ってもがくが、頭のずっと上の方にピンと張った
糸のようなものが光に反射して綺麗だ
どうやら釣り上げられたらしい
正座する だらけた心を 正そうと
合気道を少し習ってた時も、禅の道場で
一泊二日の体験入門をした時も
正座は基本であったが、苦手だった
十分と決めてやるのだが、そこまでもたない
正座しよう だらけた心を 正すために
「ターコイズ、ウルトラマリンにセルリアンいろんな青が冷たく響く」
「杏色、赤紫に薄紅夕焼け空が海辺で踊る」