・蘭の枝花が散っても挟み入れ水を換えては日向に置いて
・土日月三連休が増えたけどあまり恩恵受けてはおらず
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
・蘭の枝花が散っても挟み入れ水を換えては日向に置いて
・土日月三連休が増えたけどあまり恩恵受けてはおらず
・頼むから夢の中まで入って来ないで
・浮かんでは消える雑念はただのあぶくだから
・これからが本番だと思っていれば良し
・海の家ひっそりたたんで秋が来る太陽角度影が伸びてる
・砂浜に竹の鳥居が出来ておりそこを通って祭りは海へ
・この歳で歯の治療するこれからが一番大事口腔医学
・これからは身体のケアに金かけよう 貯めるばかりじゃ面白くない
・とりあえずテレビを消して瞑想す終わる一日静かに過ごし
・絵を描いて真面目な君と遭遇す格好付けてもこんなもんだよ
・初めての海で泣いてる男の子自分のことと重なる海の日
・焼き過ぎて身体が熱い昼下がりクーラーかけて逃げるように寝る
・夏の日に似合う音楽聴きたくてビール片手に浜辺ですごす
・いつからか小さな靴が置かれおり浜辺につづく縁石の上
・両親が海で遊ばせ忘れたかライトグレーの小さなスニーカー
・散歩の時にその子のことをふと思い今はなきそのスニーカーちょっと気になる
・ムッとする湿度の高い金魚鉢 泳げぬ魚が群れをなしてる
・蒸してる坂の吹き溜まり 真上をジャンボが飛んで行く
・本閉じて意味のスイッチを消し音楽点けてゆったりとイメージを追いかける
・いつも通りでない時に どれだけタカをくくれるか それさえも楽しんでしまえれば たいしたもんだ ―― 新幹線不通
・自分自身を笑えるというのは かなりな高等技術かも
覚めた他人の目で自分を 見ているわけだから
・七夕を明日に控えた海の家朝の掃除とパラソルさして
・海岸を裸足で歩く快感よ夏が来たとはこういうことなり