・もくもくと入道雲が山の端に
お久しぶりで今年の夏もと
挨拶してる
・晴れた日に白いシャツと麦わら帽子はよく似合う、
そして日差しは高く影がどんどん短く濃くなってゆく
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
・もくもくと入道雲が山の端に
お久しぶりで今年の夏もと
挨拶してる
・晴れた日に白いシャツと麦わら帽子はよく似合う、
そして日差しは高く影がどんどん短く濃くなってゆく
今日は短い詩
ほら、二人の前を天使が通って行く
小さな笛を吹いて通って行く
どんなに話していても、見とれてしまう
キミの瞳にはかなわない事知っているんだね
・いつになく沖に浮かぶ舟多く日がな一日何が釣れるか
・大学生大きな声で帆を上げて沖に出て行き夏が始まる
・引越した先の小さな公園で可愛いあの子遊んでるかも
・ブランコを高く高くこいでゆきどこまで飛べるか競ったあの日
・肌寒くプラスティックな雨が降るこの世に生まれて今日があるのに
・仏教徒黄色オレンジ袈裟を着て東横線に乗ってる不思議
・山笑いおもちゃのような汽車走るうららかな日に旅人なりて
・いつになく外国人のツーリスト駅に集いて道にあふれて
・メトロノームのように毎日が過ぎてゆく
そこにグルーブが出てくりゃ良いんだけど
・ホーホケキョ段々上手く鳴けてきた
静かな浜辺にトビも行き交い
・散歩する服も季節で衣替え
夏になったら短パンTシャツ
・よその国客を相手に40年
車窓眺めて流れるように過ぎ
・心配したって始まらない
何かが変わるわけじゃなし
そういう時はまず行動
一番やりやすいものから
まずやってゆく
・ドラムと言葉 頭で分かっていても
つられるベードラが とても可愛く思うのだ
言葉はリズム ドラムは話すということ
ドンツン ドトツン 手足が操り人形のように
ままならない この年にして 何か面白い
・カメラと絵 ピンぼける画角が面白く
ボサノバと似てるよな
雰囲気だけに流されてはいけませんが 好きなのです
ボケる自分を励まして カメラ担いで散歩と出会い
あてなどある訳もなく モダンな街を歩けば
何故かこの年にして 面白いのです
・風強く海は荒れても暖かい いやぁ,良い季節になりましたね
・友達と泊まった夜の海の家 夜光虫なぞ初めて見たな
・アンダンテが歩く速さのテンポなら 何だっては遠ざかる意味の速さかな