・とりあえずテレビを消して瞑想す終わる一日静かに過ごし
・絵を描いて真面目な君と遭遇す格好付けてもこんなもんだよ
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
・とりあえずテレビを消して瞑想す終わる一日静かに過ごし
・絵を描いて真面目な君と遭遇す格好付けてもこんなもんだよ
・初めての海で泣いてる男の子自分のことと重なる海の日
・焼き過ぎて身体が熱い昼下がりクーラーかけて逃げるように寝る
・夏の日に似合う音楽聴きたくてビール片手に浜辺ですごす
・いつからか小さな靴が置かれおり浜辺につづく縁石の上
・両親が海で遊ばせ忘れたかライトグレーの小さなスニーカー
・散歩の時にその子のことをふと思い今はなきそのスニーカーちょっと気になる
・ムッとする湿度の高い金魚鉢 泳げぬ魚が群れをなしてる
・蒸してる坂の吹き溜まり 真上をジャンボが飛んで行く
・本閉じて意味のスイッチを消し音楽点けてゆったりとイメージを追いかける
・いつも通りでない時に どれだけタカをくくれるか それさえも楽しんでしまえれば たいしたもんだ ―― 新幹線不通
・自分自身を笑えるというのは かなりな高等技術かも
覚めた他人の目で自分を 見ているわけだから
・七夕を明日に控えた海の家朝の掃除とパラソルさして
・海岸を裸足で歩く快感よ夏が来たとはこういうことなり
・もくもくと入道雲が山の端に
お久しぶりで今年の夏もと
挨拶してる
・晴れた日に白いシャツと麦わら帽子はよく似合う、
そして日差しは高く影がどんどん短く濃くなってゆく
今日は短い詩
ほら、二人の前を天使が通って行く
小さな笛を吹いて通って行く
どんなに話していても、見とれてしまう
キミの瞳にはかなわない事知っているんだね
・いつになく沖に浮かぶ舟多く日がな一日何が釣れるか
・大学生大きな声で帆を上げて沖に出て行き夏が始まる
・引越した先の小さな公園で可愛いあの子遊んでるかも
・ブランコを高く高くこいでゆきどこまで飛べるか競ったあの日