「今週の一首」カテゴリーアーカイブ

今週の一首「短歌の時間」《2023年11月8日放送》

今日もまずは「ことばの時間」。今日は自作の「短い詩?短歌?」をいくつか。

・ゲンコツを馬鹿野郎とばかりに 自分に突き出す そんな日もある

・失敗はつきもの それでもメゲずにやり続ける 絶対にできると信じ続ける

・ほろ酔いの夏の夕暮れ帰り道ブルースハープ高らかに吹き

 

 

 

今週の一首「短歌の時間」《2023年10月25日放送》

短い詩を一編

一本の線に一つのメロディーに

その人が現れるならその人をちゃんとしよう

その人は物事を整理し考え、どこへ行きたいのか

どの道が本当なのか見極めて動くだろう

その一日一日を大事にしてきた人だろう

だからそこにその人の一本の線も一つのメロディーも

落ち着いて輝くのだろう

そこはかとないイメージが現れるのだろう

今週の一首「短歌の時間」《2023年9月20日放送》

今日も短い詩を1つ、紹介したいと思います。

丸く太った女性の身体を描くのは難しい

ふくよかなその胸、柔らかな腰回り、肩と腕の丸み

そういえばそんな女性を題材にした作品が結構あったりする

やってみないと分からないものだ

女性を描くのは難しい、上手く付き合うのと同じくらいに

今週の一首「短歌の時間」《2023年7月19日放送》

「言葉の時間」

・目隠しされた私は鬼か

耳を澄まし風を読む

手探り まさぐり

手の鳴る方へ

目隠しされた私は鬼か

 

・洗いざらした夢でいい

ちゃんといつも持ってよう

 

・カメラの中にしか居ない君の夢を見た

情報が流れてゆく川の流れのように

時間の中で忘れてしまったパスワード

もう今は居ない友達のバースデー

溺れないようにしっかり呼吸しよう