・あの頃の君に会いたくて
カメラの中にしかいない君だけど
青い空の下旅に出たんだ
何処かで会えるような気がして
誰にも告げずに旅に出たんだ
・背中合わせのぼくたちにあまり会話はなくて
見つめ合うこともなく、咳をすれば気遣うけれど
自分のことに忙しすぎて、思うことなども多過ぎて
背中合わせのぼくたちは、すれ違うことばかり
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
・あの頃の君に会いたくて
カメラの中にしかいない君だけど
青い空の下旅に出たんだ
何処かで会えるような気がして
誰にも告げずに旅に出たんだ
・背中合わせのぼくたちにあまり会話はなくて
見つめ合うこともなく、咳をすれば気遣うけれど
自分のことに忙しすぎて、思うことなども多過ぎて
背中合わせのぼくたちは、すれ違うことばかり
・見上げる空の星が綺麗なのは
思い出があるからかなぁ
あんな可愛い子 あんなイカした奴
どんどんみんなが星になってゆく
・見知らぬ街に夜着いた
またここからやってゆこうと彼は考えた
仕事を見つけ、なじみの店を作り
友達を作って暮らしてゆこうと
運が良ければガールフレンドが
出来るかもしれない
仕事を覚え、任せられるまでになってゆこう
、、、見知らぬ街に彼は夜着いた
「ことばの時間」
・ノマドなどと気取ってた時もあったけど
老いたカウボーイは何処へ行くのだろう
フェーバーさん
・料理には作った人の生い立ちや 家族の顔が見え隠れする
今日もまずは「ことばの時間」。今日は自作の「短い詩?短歌?」をいくつか。
・ゲンコツを馬鹿野郎とばかりに 自分に突き出す そんな日もある
・失敗はつきもの それでもメゲずにやり続ける 絶対にできると信じ続ける
・ほろ酔いの夏の夕暮れ帰り道ブルースハープ高らかに吹き
・明け方に分厚い本を読み終わり朝焼け空は希望に満ちてた
・地の果ての夕焼け赤く機関車は厳つい顔で静かに笑う
短い詩を一編
一本の線に一つのメロディーに
その人が現れるならその人をちゃんとしよう
その人は物事を整理し考え、どこへ行きたいのか
どの道が本当なのか見極めて動くだろう
その一日一日を大事にしてきた人だろう
だからそこにその人の一本の線も一つのメロディーも
落ち着いて輝くのだろう
そこはかとないイメージが現れるのだろう
「言葉の時間」
・わたしは残された時間を
考えるようになった
・とてもきれいな蝶々を子供の時見かけて
追いかけてきたらこんな所まで来たのです
ただそれだけの話です
「言葉の時間」
・アブラゼミぽとりと落ちた目の前に 足ばたつかせ南無阿弥陀仏
・猫をじゃらし 猫にじゃらされ 夕暮れて 気持ちほぐれて 何処かに行こか
今日も短い詩を1つ、紹介したいと思います。
丸く太った女性の身体を描くのは難しい
ふくよかなその胸、柔らかな腰回り、肩と腕の丸み
そういえばそんな女性を題材にした作品が結構あったりする
やってみないと分からないものだ
女性を描くのは難しい、上手く付き合うのと同じくらいに
今日は短い詩を1つ、ご紹介
結局全ては人間が創って、人間が壊してゆく
法律があっても国が何処でも、お金を使って何をしても
結局全ては人間が決めて人間が動かしている
この綺麗な水の星の上で