自作の短歌を3首ほど紹介
・炎天下浜に出てみりゃ風涼し家に居るより外においでよ
・コロナ禍で迎える夏は3回目年々暑く水害多し
・生き方と政治が何故かそぐわない国葬するより先の手を打て
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
自作の短歌を3首ほど紹介
・炎天下浜に出てみりゃ風涼し家に居るより外においでよ
・コロナ禍で迎える夏は3回目年々暑く水害多し
・生き方と政治が何故かそぐわない国葬するより先の手を打て
・カナヘビが岩肌走る炎天下お墓参りはいつもこの時期
・衣替えやってしまえばスッキリとそこまで至る助走の長さよ
今日は、自作の「詩」を3篇ほど紹介しましょう。
おひさまに手を合わせると温かい
朝に一礼また一日が始まる
今日は何が出来るかどこまで行けるか
楽しい
おひさまに手を合わせると温かい
なんだか大きなものに包まれて
いつまでも遊んでいられるような
安心感
おひさまは神様だから
いつも明るく新しい
だからすごいんだね
・どんよりと曇った空は響かずに水は重たしわたしは魚
・雨上がり緑の公園梅雨の中鳥はさえずり吹くは東風
・夏が来るふとした時にそう思う交差点の信号待ちで空を見上げて
・意地でやっても上手くはならない どっかに楽しい小道が隠れてる 楽にスッと出来るツボがある
・くり返し歌を歌えどぴったりとはまる時などめったにないのだ
・絵描きには星の数ほどスタイルがあってもなくても好きなものは好き
・つばくらめ梅雨の走りの雨上がり気持ち良さげに空を交差す
・携帯に今は亡き友の誕生日眺めてしばし時の速さよ
・いつまでも有ると思うな金と健康今ここに在る幸せ感謝
・目を閉じてキスするように夜が開けたそれでもぼくは君を抱けなかった
・寂しさに呼び止められて振り向けばみんなもこっちを振り向いている
・旅人よ死ぬまで旅せよ安住の地などどこにもこの世にはない
南の自作の「短歌」を3首、紹介
・コロナ禍で観葉植物目ではじめ育ち悪いと土を変えおり
・散歩でも毎日会う人会わぬ人挨拶したり素通りしたり
・毎日をちょっと律して生きてゆくだらだらせず安きに流れず
南の自作の「詩」と、久しぶりに「短歌」を1つずつ紹介
キャンドルに灯った火の数だけぼくは
何をして来たのか自問自答
みんなが喜ぶ顔の向こうに
冷めたぼくがじっと見つめてる
誕生日
♫短歌を1首
雨上がるスキっと晴れずに雨上がる
今日は日曜 明日は月曜