「言葉の時間」
数式で割切れないから恋なんだ
恋に定理はない 心が動いているから
生きるとは愛すること
ホーム > 南の小部屋
南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
「言葉の時間」
数式で割切れないから恋なんだ
恋に定理はない 心が動いているから
生きるとは愛すること
「短い詩」を紹介
「春のいたみは散り桜 夏の想いは水芭蕉 秋の香りと金木犀 黙り込んでる冬の椿に 廻り続けるレコードが」
・雨の日に朝から好きなピアノ曲こんな感じは久しぶりだな
・枯れた美もきっとあるはずちゃんとせよ
「詩の時間」
心の一番底に住んでいる、ぼくの仙人よ。
どうしていますか、あまり会わずに話しもしてなかったけど
世間がこんな様相になってきてふと気になったものだから
訪ねてきました。ぼくのすべてを司っている貴方だったら
良い知恵を授けてくれるのではないかと思い酒を持って
ここまで来ました
もう何人もの世代を超えてぼくを見てきている訳だから、
どんなことでも知っているだろうしその本質もようく分かって
いるだろうからね
魂に訴えかけてくるという言葉があるけどあれは一体何だろうね。
真剣に寝食も忘れて没頭すれば出来るという訳でもないし、
「あらよ」っとばかりに描いたものがとても良い具合のものに
出来上がることもある、不思議なものだ。
でも、魂をつかまえているのはあなたでしょう、
ぼくの仙人よ、心の一番底に住んでいる人よ、どうか教えておくれよ
その魂というものを。
・燕来るいつもの事といいながら駅舎の中がまたにぎやかに
・暑い日が三日つづいて曇り空寒く静かに時は移れり
・五十年同じ仕事をやってきて純な心は毎日磨こう
・生きることすなわちそれが創ること豊かにして美しきものを
・その人のすべてを認め許したらうまくゆきそうアジャストしながら
・泣き生まれみんなで笑って独り逝く記憶の中はいつもうるわし
・毎日が9回の裏2アウトフルカウントの一点ビハインド
・あっ、そうだと玄関開けたはいいけれど あれっ、何をするんだっけ
・晴れた日には明るい強さがあり雨の日には永遠のやさしさがあるような気がする
・鶏の足を4本描いた子は朝から今日も絵を描いている
・ドンピシャにピントが合った写真より何処かボケてるキミが好きかも
・梅の花満開過ぎて富士山は白い衣が溶け出しており
・沈丁花3年前と変わらずに戦の中でも春を告げおり
・料理する栄養なども考えてキャロット・ラペよしβカロチン
・公園はみんなのものと分かりしも異国の人が朝日に沐浴
・ひとり来て疲れし顔に朝日浴び辛い思いを溶かしておりぬ