「その角を曲がれば今日は見えるかな雨が上がった真白き富士が」
「鬱々とコロナの秋は暮れてゆく他人のことなど思う間もなく」
「少しづつ感染者数も減って来て笑う声にも明るさがあり」
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南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
「今週の一首」カテゴリーアーカイブ
「その角を曲がれば今日は見えるかな雨が上がった真白き富士が」
「鬱々とコロナの秋は暮れてゆく他人のことなど思う間もなく」
「少しづつ感染者数も減って来て笑う声にも明るさがあり」
「十月にここまで暑さ残るかな秋の風情でしんみりしたい」
「山火事や鉄砲水に右往左往小さな蟻が人にも見える」
「何かしよう言われる前にひとつづつやれば何とか形になるから」
「嫌になる気付くといつも愚痴ってる笑いはどこにしまったかしら」
「どんよりと静かに曇った日曜日囁くように秋が染み込む」
「金木犀微かに香る日曜日ワクチン接種のお知らせ響く」
「人の道なぞるだけではつまらない何か弾けた線を引くべし」
「チャーリーは転がる石のドラマーでヤンチャな仲間束ねる重石」
「コロナ禍のオリンピックではあったけどスポーツには力がいっぱい」
「ステイホーム知らぬあいだに時が過ぎトンボが飛んでひぐらしも鳴く」
「沸き上がる入道雲の高さゆえ五輪の意義を問われるコロナ」
「夏は朝早く起きたら散歩しよう黒富士遠くに蝉も泣いてる」
「胸を張ろう背筋を伸ばし歩いてこう何はなくても明るく前向き」
「毎日をやることやって坦々と楽しく暮らそう口笛吹いて」
「歌いなさい心を込めて毎日を自分も楽しく誰かも喜ぶならば」
「歌いなさい心ゆくまでのびのびと人の意見などどこ吹く風で」
「紫陽花は強い日差しが苦手ですそういうことも知って付き合う」
「毎日がメイジャーセブンとは限らない増4度だって短6度だってある」