南の小部屋
南佳孝がパーソナリティを務めるラジオ番組FM COCOLO「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌や詩「ことばの時間」、南佳孝が描いた油絵、水彩画、パステル画「水曜日の美術室」、
手料理レシピ「台所のよっぱらい」を紹介するブログです。
今週の一首「短歌の時間」《2022年4月13日放送》
南の自作の「詩」
ギターを手に取る 軽く爪弾いてみる
すると黄昏時の灯りがポッと色づく
もう少し弾いてみる すると何だか喉が乾いてきて
何か飲みたくなってくる 呟くように歌を歌うと
誰かと話したくなる ゆっくりと静かなひと時を過ごしたくなる
ギターを手に取り爪弾くと 不思議に人が恋しくなる
楽しい時を一緒に過ごしたくなる
台所のよっぱらい「ソーセージとポテトのシードル煮込み」《2022年4月13日放送》
♫作り方
①玉ねぎ中2個を薄切りに、ジャガイモ中4個とりんご1個を7ミリ幅くらいに切る。人参一本をざく切り、ニンニク一片をみじん切りにする。
②厚手の鍋に玉ねぎ、ニンニク、ハム、ベーコン、ジャガイモ、人参、りんご、ソーセージを順番に入れてゆく。
③ハム、ベーコン、ソーセージは、適量をざく切りで。そこに軽く塩胡椒してシードル酒、 ( 辛口の白ワインでもOK ) 750mlをジャボジャボ注ぎ入れ、蓋をして、2〜30分中火で煮込む。これで出来上がりです。
★南の一口メモ★
味が足りない時は、固形コンソメを途中で加えるか塩で充分かと思います。
余った野菜などを入れても構いません。
ソーセージにマスタードを添えても美味しいです。
試してみてください。
水曜日の美術室 「フクシマ」《2022年4 月13日放送》
今週の一首「短歌の時間」《2022年4月6日放送》
南の自作の「詩」を1つ、紹介させてください。
ぼくは選べなかった
性別も肌の色も生まれる所も時代さえも
でも、生まれてここまでいろんなものを選んできた
学校や友達、職業や恋人も
そして今でも選んでいる、時間やお金の使い方
行動やものの言い方、生き方さえも
選べない所から始めてここまで来た
よりよく生きる為に一人の人間として
この時代に生まれた者として
台所のよっぱらい「豚肩ロースの昆布巻き」《2022年4月6日放送》
♫作り方
①先ずは、日高昆布4枚をかぶるくらいの水に入れて戻しておく。豚肩ロース400グラムをふたつに切る。熱湯で1分茹で灰汁を抜き、2枚の日高昆布で1つを包むようにして巻き、竹の皮で昆布が外れないように縛る。
②鍋に二つを並べ入れて被るくらいの水を注いで中火、沸いたら灰汁を除いて落とし蓋と蓋をし、弱火で2、3時間煮る。
③昆布と豚肉がすっかり柔らかくなったら砂糖大さじ3、濃口醤油大さじ4を入れ、さらに1時間以上コトコト煮る。
④器に盛り竹の皮を外して煮汁をかけ、青ネギをのせて辛子を添える。
★南の一口メモ★
時間はかかりますが、とても旨いです。
大原千鶴さんは、沖縄料理の「クープイリチー」が元になったと言っております。
あてな夜より。
水曜日の美術室 「富士山」《2022年4 月6日放送》
今週の一首「短歌の時間」《2022年3月30日放送》
自作の詩を1つ、みなさんに披露したいと思います。
沢山言うことがあったようなそんな気がするのに
いざ会ってみると何にもなかったような気がする
あの映画のワンシーンでこんな事を言ってたとか
あの本がとても面白くてまるで外国の街を歩いているみたいだったとか
でも、君の瞳に会うと何故かそんなことはどうでもよくなっていて
そばにいるだけでうれしい。髪の毛がふとしたひょうしに香るだけでうれしい
好きだよとか愛してるなんて言葉は要らない
そんな雰囲気の中にいるだけでぼくは、ヒーローで君はヒロイン
ぼくらだけのストーリーを創ろう
台所のよっぱらい「土井さん家の春サラダ」《2022年3月30日放送》
♫作り方(1人分)
①ゆで卵を作る。卵の平たい方を少し叩いてヒビを入れ水から茹で、沸騰したら弱火にして8分、冷水を注いで皮を剥いておく。
②新じゃがの小さなもの3個の皮を剥き7ミリ幅に切る。20センチ直径のフライパンにジャガイモを入れ水3分の1カップを加え蓋をして火にかける。煮立ったら弱火にして20分ほどゆっくりと蒸し茹でにする。
③新玉ねぎ半分とハム適量を千切りにする。
④そら豆は、薄皮に斬り込みを入れて2分程塩茹でにしザルに上げ、冷まして薄皮を剥く。
⑤マヨネーズを作る。ちょい大きめのボールに卵2個の黄身を入れマスタード大さじ1強と、塩小さじ1を入れ、サラダ油1カップをごく少量づつ加え、泡立て器で完全に乳化する様にしっかりと混ぜる。
⑥これの繰り返しですが最初が肝心。ネットリする様に常に混ぜ続ける。大変ですが、頑張って。全体が重たくなって来たら米酢大さじ1を加え硬さを緩め、再び油を注いで混ぜ、白胡椒を適量加えて出来上がり。
⑦それを用意した野菜の上にかけてボナペティート。