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今週の一首「短歌の時間」《2022年3月22日放送》

今日も自作の「詩」をみなさんに紹介したいと思います。

名付けようのないふたりに ぼくは歌を歌いたい

星の降るような夜に ぼくは愛を語りたい

忘れ去られた一人の老婆に捧げたい

生まれたばかりの乳飲み児に愛を授けたい

無口になった二人の大人に ぼくは歌を歌いたい

大きな声で 囁くようなピアニッシモで

ぼくは愛を歌いたい

全身全霊を込めて歌を歌いたい

台所のよっぱらい「栗原さん家のコールスロー」《2022年3月23日放送》

♫作り方

①マヨネーズを作る、キャベツが入るくらいの大きめのボールに卵黄一個入れて混ぜ、マドラーでサラダ油半カップの油を少しづつ加えながらよく混ぜる。クリーム状になったら塩胡椒する。

②キャベツ一玉の4分の1ほどを7ミリ幅に切る。芯のあたりは外すか薄く刻む。にんじん2分の1をスライサーで細切りにする。きゅうり一本は、縦半分に切って、種をスプーンで削り取り、3ミリ幅の小口切り。

③マヨネーズとは違うボールに野菜を入れて軽く混ぜ、塩大さじ1を振って全体に絡める。

④平らな皿などを上に乗せ30分ほど置く。時間が経ったら水気をよく絞り、先ほどのマヨネーズのボールに入れ、砂糖小さじ2、レモン大さじ1を加えホールコーン50グラムも加えて味をみて塩で整える。

★南の一口メモ★

今回は、マヨネーズ固まらず焦りましたが、なんとかなりました。キャベツが余ったときなど作ったみてください。

今週の一首「短歌の時間」《2022年3月16日放送》

今日は自作の「詩」をみなさんに紹介したいと思います

ぼくの心は動いている

熱く静かに燃えている

湿った梅雨空の下でも、一面氷の張った湖の上でも

いつも心は燃えている

お腹の少し下の方に小さなストーブがあって

その中で炭が燃えているからだ

熾火の様に静かな時と沢山炭を焚べて激しく燃えている時と

ストーブはいつも大活躍、それは生きているからだ

でも、熾火のような火がぼくは一番好き

読書をしたり、絵を描いたりする時はいつも熾火

料理も仕上げで煮込む時は熾火にかぎる

さぁ、良い炭になる木を沢山探そう

そして楽器のように良く鳴る炭を拵えるんだ

いつも心が動いているように

熱く静かに燃えているように

台所のよっぱらい「白菜と豚バラのひとり鍋」《2022年3月16日放送》

♫作り方

①白菜は、ひと束の8分の1程度を根元を切って2、3センチ幅に切る。豚バラ100グラム程度を4センチ幅に切る

②小さな鍋に料理酒50ccから75ccを入れて白菜の半分を入れ、豚バラの半分をその上に乗せ、同様にもう一回重ねます

③鶏がらスープの素、適量、有れば豚のスープの素、適量、黒胡椒も適量振りかけて蓋をし強火で熱する。沸々としてきたら中火にして7分ほど蒸す。

④豚バラに火が通ったかなと思ったら蓋を外し、ピザ用チーズを適量散らして再び蓋をしとろけるまで加熱。最後に小ネギを散らして完成です。

★南の一口メモ★

ひとり鍋何回か作りましたがとても簡単で美味しいです。

是非試してみてください。

今週の一首「短歌の時間」《2022年3月9日放送》

今週は自作の「詩」を紹介しましょう。

タイトル「口笛」

寒い朝、筋雲がいくつもの平行線を作って遠くの空まで延びていた。いつものように散歩していたけれど、ふと最近口笛を吹くことを忘れていたなと思った。

口笛こんなに良い呼吸法はないと思っている。昔はいつでもどこでも口笛を吹いてたな、そんな曲も書こうと思っていた20代。

そう、口笛を吹くことを忘れていたよ。嬉しい時も寂しい時も、二人の時もひとりの時も、口笛はぼくの楽器だった。だから今日は、口笛を吹いて散歩しよう。青空に遠くまで延びた筋雲を追って、軽やかに。

台所のよっぱらい「ぶり大根」《2022年3月9日放送》

♫作り方(2人分)二人前

①大根は、真ん中のあたりを2〜3センチ幅で4枚切りましょう。厚めに皮を剥き半分に切る。生姜2分の1かけは、千切りにする。ブリ2枚は、3等分に切る。

②鍋に大根を入れかぶるくらいの水と大さじ1のお米をふり入れて中火で熱し、煮立たせ、蓋をして弱火で30分ほど柔らかくなるまで煮る。水気を切り、米も洗い流す。

③鍋に水100CC、酒大さじ2、みりん大さじ2、醤油大さじ2、砂糖大さじ2分の1、生姜の切った半分を入れ中火で熱し、煮立ったらブリを加え煮汁をかけ蓋をして弱火で15分ほど煮る。

④ブリを取り出しその鍋に大根、ダシ汁250CCを入れて中火で熱し、煮立ったら醤油小さじ2を加える。落としぶたをし、蓋をして弱火で20分ほど煮る。

⑤ブリを加えまた落としぶたをし、蓋をして10分ほど煮る。これで出来上がり。

★南の一口メモ★

結構手間かかりますね。でも、美味しいぞ。

器に盛り付け残りの生姜を飾れば出来上がりです。

日本食の基本だね、これも試してみてください。