今週の一首「短歌の時間」《2022年3月16日放送》

今日は自作の「詩」をみなさんに紹介したいと思います

ぼくの心は動いている

熱く静かに燃えている

湿った梅雨空の下でも、一面氷の張った湖の上でも

いつも心は燃えている

お腹の少し下の方に小さなストーブがあって

その中で炭が燃えているからだ

熾火の様に静かな時と沢山炭を焚べて激しく燃えている時と

ストーブはいつも大活躍、それは生きているからだ

でも、熾火のような火がぼくは一番好き

読書をしたり、絵を描いたりする時はいつも熾火

料理も仕上げで煮込む時は熾火にかぎる

さぁ、良い炭になる木を沢山探そう

そして楽器のように良く鳴る炭を拵えるんだ

いつも心が動いているように

熱く静かに燃えているように

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