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南の小部屋

南佳孝がパーソナリティを務める ラジオ番組 FM COCOLO 「NIGHT AND DAY」のコーナー
自作の短歌「今週の一首」、油絵や水彩画「水曜日の美術館」、手料理レシピ「南のおつまみ道場」を紹介しています♪
【放送局・日時】FM COCOLO (関西地区76.5MHz)毎水曜日21:00~22:00
radikoのタイムフリー機能で放送後1週間まで聴くことができます♪
https://cocolo.jp/pages/timetable.php

今週の一首「短歌の時間」《2022年3月9日放送》

今週は自作の「詩」を紹介しましょう。

タイトル「口笛」

寒い朝、筋雲がいくつもの平行線を作って遠くの空まで延びていた。いつものように散歩していたけれど、ふと最近口笛を吹くことを忘れていたなと思った。

口笛こんなに良い呼吸法はないと思っている。昔はいつでもどこでも口笛を吹いてたな、そんな曲も書こうと思っていた20代。

そう、口笛を吹くことを忘れていたよ。嬉しい時も寂しい時も、二人の時もひとりの時も、口笛はぼくの楽器だった。だから今日は、口笛を吹いて散歩しよう。青空に遠くまで延びた筋雲を追って、軽やかに。

台所のよっぱらい「ぶり大根」《2022年3月9日放送》

♫作り方(2人分)二人前

①大根は、真ん中のあたりを2〜3センチ幅で4枚切りましょう。厚めに皮を剥き半分に切る。生姜2分の1かけは、千切りにする。ブリ2枚は、3等分に切る。

②鍋に大根を入れかぶるくらいの水と大さじ1のお米をふり入れて中火で熱し、煮立たせ、蓋をして弱火で30分ほど柔らかくなるまで煮る。水気を切り、米も洗い流す。

③鍋に水100CC、酒大さじ2、みりん大さじ2、醤油大さじ2、砂糖大さじ2分の1、生姜の切った半分を入れ中火で熱し、煮立ったらブリを加え煮汁をかけ蓋をして弱火で15分ほど煮る。

④ブリを取り出しその鍋に大根、ダシ汁250CCを入れて中火で熱し、煮立ったら醤油小さじ2を加える。落としぶたをし、蓋をして弱火で20分ほど煮る。

⑤ブリを加えまた落としぶたをし、蓋をして10分ほど煮る。これで出来上がり。

★南の一口メモ★

結構手間かかりますね。でも、美味しいぞ。

器に盛り付け残りの生姜を飾れば出来上がりです。

日本食の基本だね、これも試してみてください。

今週の一首「短歌の時間」《2022年3月2日放送》

今日は自作の「詩」を紹介したいと思います

夕陽から始まった物語は、マイナーの色調で夏のページをめくり帰るところのない男たちに囁いた。

決めるのはあなたたち次第、全てはもうすでに動いています。

上手く乗れたもの、乗り遅れたもの、そっぽを向いて違う方向に歩きだすもの、男たちは顔のない頭で考え行動した。

夕陽から始まった物語は、深い漆黒の森の時を超え、薄暗がりに微かに滲む朝日を夢見微睡んでいる。

沢山の顔のない男たちは、エンディングテーマが低い通低音で響きだしたのを感じた。

静かにゆっくりと彼らはそれに合わせて踊り始める。

何も言わずに目を閉じて。

台所のよっぱらい「ボルシチ」《2022年3月2日放送》

♫作り方(4人分)

①ビーツは、成城石井で売っている、すぐに食べられるやつを用意。ワンパック、小さいやつが5、6個、全て食べやすい大きさに切る。

②キャベツ4分の1、玉ねぎ小を一つ、じゃがいも一つも食べやすい大きさに切る。ニンニク1かけを微塵切り。

③ちょい大きめの鍋にバターを適量入れてニンニクと牛肉300グラムを炒める。牛肉は、今回薄切りでやってみました。肉の色が変わったら野菜を追加して火を通す。

④トマト水煮缶400グラム、同量の水を入れてよく野菜と絡めたら、ローリエ2枚、コンソメキューブ3個、砂糖小さじ1を入れて、弱火で3〜40分煮込む。途中味見をして塩、胡椒で調製する。

⑤仕上げにパセリとサワークリームをトッピングすれば出来上がりです。

★南の一口メモ★

今回初めての挑戦でしたが、なんとか出来ました。

冬の寒い時に手間要らずなのでまたやってみます。

今週の一首「短歌の時間」《2022年2月23日放送》

自作の「詩」を紹介したいと思います

「沈丁花の甘い香りに誘われて 外に散歩に出かけましょう

そよ風吹いて何処までも 行ける気がするのです

甘い香りは丘を越え坂を下り 海辺に連れて行くでしょう

あなたの好きな恋人のもとへ連れて行くでしょう

さぁ、甘い香りに誘われて 外に散歩に出かけましょう」

台所のよっぱらい「低音調理の塩麹漬け茹で鶏」《2022年2月23日放送》

♫作り方

①鶏胸肉350gぐらい一枚を皮を取り厚さが1.5センチぐらいになるように、観音開きにする。真ん中に包丁を入れ左右に包丁を入れて薄く伸ばす感じ。繊維を断ち切るようにフォークで両面を刺す。

②大きめのフリーザーパックに鶏胸肉、塩麹大さじ1と小さじ1、オリーブオイル大さじ2を入れよく揉んで馴染ませ、空気を抜いて口を閉じ冷蔵庫で半日寝かせる。

③食材全体がきちんと湯煎に浸かるように十分な水量を鍋に入れ低温調理器を60度、1時間10分にセットしてあとは放置。

④たまに浮いていないかチェック、浮いてたら何か重石になるようなものを上におく。

⑤時間が経ったら取り出し好きな大きさに切り、わさび昆布などを上にのせて召し上がれ。

★南の一口メモ★

低音調理器あまり使ってないので色々これから試してみようと思ってます。持ってない人は、悪しからず。

でも、炊飯器でも出来るみたいなので時間がある時に試してみます。

鶏胸肉ヘルシーで白ワインにピッタリでした。